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環境緑化事業部2021-03-22

環境緑化日記 観葉植物の空気清浄効果ってなんなの?

どうも環境緑化ブログ班でございます。

 

2度目の緊急事態宣言発令からはや2ヶ月、

おうち時間が増えることでお部屋の雰囲気を変える機会となったのか、

全国的に観葉植物が爆売れしているとよく耳にします。

かく言う私も玄関に置く植物を購入しました。

 

そして植物を選ぶ際によく目にしたこの謳い文句、

 

 

「植物には空気清浄効果があります!!マイナスイオン出します!!」

 

 

聞いたことある方も居るんじゃないかと思います。

フレーズだけ見聞きして「はぇ~すごいじゃん買お。」なんてつい思ってしまいますが

 

いやそれどういうこと?何が起きてんの?

 

という方のために今回は植物の空気清浄効果についてご説明いたします!

小難しいお話になりますのでなんとなーくわかっていただければ幸いです。

 

 

 

植物は呼吸・光合成を行うことで葉から空気中の物質を取り込み、不要なものを排出しています。

その過程で、空気中に含まれる人にとって有害な物質(ホルムアルデヒド等々)も一緒に取り込み、

根から土壌へ排出しそれを微生物が分解してくれます。

有害物質を除去し部屋の空気をクリーンな状態にしてくれているんですね!

 

 

また、植物はバクテリアや菌から身を守るため抗菌物質を作り続けています。

植物を置いた部屋は、置いていない部屋に比べ

カビ胞子やバクテリアがかなり少なかったという研究結果もあるそうです!

 

 

 さらには、根から吸い上げた水分を葉から放出していますので、

加湿効果も期待できるのです。

 

 

置くだけで有害物質の除去、抗菌、加湿を行ってくれているんですね!

植物すごい!

しかもこれらの機能はあのNASAが過去に実験を行い、効果を証明してくれているんです!

NASAすごい!

 

 

植物を置くだけでこんなにもいいことがあるなんて!素晴らしすぎる!

と、思われても仕方がない程良いことしか書いていませんが、

如何せん、植物1鉢における清浄効果の期待値はたかが知れていますので、

空気清浄機レベルの効果を求めるならばお部屋の中を森林みたいにしなくてはいけない様です。

 

清浄効果を期待する方は空気清浄機を置きましょう!

 

 

 

マイナスイオンに関しては諸説あるようです。

プラスイオンが過剰な人間社会でマイナスイオンを浴びて体のイオンバランスを整えよう!

というのがマイナスイオンビジネスの常套句です。

植物がそれを放出していることは間違いないのですが、その放出されているマイナスイオンが

全て人にとって無害である根拠を裏付けできていない、

要は有害である可能性を捨て切れないのだそうで、手ばなしでおすすめ!という訳にはいかない様です。

ただそれこそ10鉢20鉢程度では、良くも悪くも人体には全く影響が無い様ですので、

結果的に気にしないのが吉ですね。

 

マイナスイオンを求める方は滝を見に行きましょう!

 

 

 

なんだかネガティブキャンペーンな感じになってしまいましたが

そもそも植物を置いている方はお世話が好きな方か、

景観を意識して利用されている方が殆どだと思うので

こういった効果を主として期待している方は少ないのかもしれませんね。

 

 

ただ、加湿・抗菌作用に関してはしっかりとしたデータがありますし、

緑を置くだけで気分が少し良くなるプラシーボ的効果も証明されていますので、

興味の有無を度外視しても

 

 

植物は無いよりは有った方が絶対良い!!

 

 

これは断言できます。

 

 

これから植物の購入を考えている方は、

過去記事でおすすめの植物のご紹介もしておりますので

是非ご覧になってみてください。

       ↓

植木屋さんがおすすめする屋内で育てる観葉植物10選!!

 

 

ではまた!

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